cheeroの安全への取り組み

いまや生活必需品として欠かせないモバイルバッテリーですが、事故が多発していることも事実です。Cheeroはお客様に安心して製品をご利用いただくため、2011年のPowerPlus初期モデル発売以降、安全性の確保を目指して様々な取り組みを続けて参りました。ここでその取り組みについてご紹介いたします。

各種保護機能の動作確認

電子負荷を与えて、過充電・過放電、ショート防止などの各種保護機能が動作しているかを確認します。
具体的には人為的に電圧を上げていき、電流値が一定の値を超えると、モバイルバッテリー本体の入力が自動的にシャットアウトされることの確認、またデバイス側がショート(入力端子のピンが折れたり)したときに、モバイルバッテリーからの出力を止める保護装置の確認など。

釘刺し試験

外部から強い衝撃が加わったとき、また電池内部に異物が混入した場合どのような事象が発生するかを、釘を刺すという日常生活で想定できないほどの悪条件を再現し、設計その他に問題が無いかを探ります。(※絶対に真似をしないでください)

温度測定

モバイルバッテリーからデバイスを充電しているとき、また定格最大電流でモバイルバッテリーを充電しているときの温度を測定し、異常な温度上昇が無いかを確認します。

分解、目視確認

ランダムに製品を分解し基板に異常がないか、また温度ヒューズ・温度センサーなど必要な部品が正しい位置に正しく付けられているか、設計、組立作業の正確性を確認します。

難燃性確認

Cheero指定の難燃性グレード94V-0の素材を使用しているかを実際に炎を当てて確認します。

バーナーテスト

万一の高温、火災による炎にさらされた場合の耐熱性・耐火性を確認します。(※絶対に真似をしないでください)

以上の取り組みに加え、Cheeroでは下記の規格に準拠
また試験をパスした製品のみ取り扱っております。

一般的な安全対策

規格
IEC62133に準拠 携帯電子機器用蓄電池の安全性試験を規定したIEC62133に準拠した電池セルのみを使用。
IEC60950-1に準拠 最終製品としてのモバイルバッテリーは表示、使用部品、感電に対する保護、機械的安全性、温度性能/電気性能、電気通信回線への接続などを要求する国際規格に準拠
試験
1.2mドロップテストを実施 パッケージごと1.2メートルの高さからコンクリートの床に5回落とし、電池へのダメージ、内部の変形など見られないかを確認する試験
国連勧告輸送試験UN38.3 低圧、低温、高温環境下での異常の有無を確認。人為的に振動・衝撃・外部短絡・過放電・過充電を与え、各々定められた基準をクリアするか判定する。
その他
FCC、CE等各国の規格に準拠

できるかぎりの取り組みを行っておりますが、残念ながら事故ゼロ、100%の安心安全をお約束することはできません。苛酷な環境での無理な使用や、衝撃・負荷を与えることで保護装置が故障し、事故が起こることもございます。ご使用中に少しでも異常を感じた際は、使用を取りやめ私どもにご相談ください。